予防歯科prevention
健康な歯を
維持するために
当クリニックではブラッシング指導に力をいれています。定期検診をすることで、普段からきちんと磨けているかをチェック。できていないようなら、どのように気をつければ良いのかを伝授いたします。さらに、プロによる徹底的なクリーニングを行い、口腔環境をリセットさせます。患者さんの日常の歯磨きがレベルアップすることにつながれば、幸いです。
ブラッシング指導と
歯ブラシ処方
さらに、患者さんの口腔環境に合った歯ブラシもご提案。たとえば、汚れが多く残っている方へは大きな歯ブラシ、ブラッシング時に出血される方へは柔らかい歯ブラシなど、患者さんの口の大きさや状態に合った歯ブラシをご提案させていただいております。また、これらの歯ブラシはご購入していただくことも可能です。その他、フロスなど、患者さんに適したお手入れ方法についてアドバイスを行っています。
クリーニング
歯石取りやプラークコントロールなど、日常のブラッシングでは取りきれない汚れを徹底的にきれいにします。実際にクリーニング前と後との違いを触って実感していただき、気持ちよくなっていただければと考えています。また、お子さまだけでなく、大人のフッ素塗布も行っています。フッ素塗布すると、むし歯の予防や歯の再石灰化を促せるので、「予防ケア」としての効果もあります。
PMTC
PMTC(=Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、磨き残しや落とすことのできない歯垢(プラーク)、歯石、茶渋、ヤニ、バイオフィルム(細菌の膜)などを、専用の機械を使用して、国家資格のあるプロが取り除く治療です。これにより、歯周病や口臭を予防することができます。
フッ素
料金 | 時間 | 内容 |
---|---|---|
¥2,160(税込) ※お子様(15歳まで)は無料です |
約15分 |
|
料金 | ¥2,160(税込) ※お子様(15歳まで)は無料です |
---|---|
時間 | 約15分 |
内容 |
|
妊婦さんの予防歯科
もし治療が必要な場合、妊娠中のレントゲンや麻酔などが心配な方もいらっしゃるかと思います。当クリニックでは、事前に、治療方法についてのご相談をしっかりとお受けしております。胎児に影響がないように、安全にも十分配慮して治療を進めていきますので、安心してご来院ください。
また、母親にむし歯があると、子どものむし歯リスクも高くなります。出産後は、赤ちゃんとの暮らしに慣れるまで、体力的にも時間的にも定期検診を受けるのが大変になります。出産前にきちんと口腔環境を整えていきましょう。
楓歯科クリニックは
「妊婦健診対象歯科」です
当クリニックは、横浜市の「妊婦健診対象歯科クリニック」です。横浜市にお住まいの妊婦の方は、母子手帳に付いている「検診チケット」を受診時にお持ちください。当クリニックには、女性歯科医師も常勤しています。「女性のほうが相談しやすい」ということであれば、予約時にご希望をお伝えください。
子どもの予防歯科
乳歯は永久歯に比べて抵抗力が低く、むし歯になりやすくなっています。お子さまの口腔環境を健康に保つには、定期的な歯科検診が大切です。
また、小さなお子さまこそ、歯科検診をすることをお勧めします。なぜなら、定期的な歯科検診を受けることで、むし歯などで痛い思いをすることなく、歯医者に親しみを持つことができるからです。当クリニックはアットホームな雰囲気を大切にしております。お子さまの歯に関するお悩みなどございましたら、遠慮なくご相談ください。
フッ素塗布は、塗布方法や
フッ化物濃度が大切
フッ素塗布を効果的なものにするには、歯の表面に付いているプラークを取り除くことは当然です。しかし、歯の表面に付いた唾液を取り除くことも大切です。歯に唾液が付いていると、表面に「ペリクル」という膜ができ、この膜がフッ素を歯に浸透させるのを阻害してしまうからです。当クリニックでは、完全に歯面を防湿し、濃度の高いフッ素を3分ほど塗布していきます。きちんとしたフッ素塗布により、歯質強化の効果が得られます。
歯を失う原因の第1位は、
歯周病やむし歯
命さえ脅かす「歯周病」
歯周病とは、歯と歯ぐき(歯肉)のすきま、いわゆる「歯周ポケット」に細菌が侵入し、歯肉に炎症を引き起こす病気のことです。進行すると歯を支える骨まで溶かし、重傷になれば歯が抜けてしまいます。
近年では「歯周病の菌が、全身疾患の原因にもなっている」ということがわかってきました。歯周病が、呼吸器疾患や心疾患、糖尿病、脳梗塞、リウマチ、誤嚥性肺炎など、さまざまな全疾患の原因にもなっているのです。また、「早期出産や低体重児出産のリスクを高める」という報告もあります。妊婦の方にとっては、健康な赤ちゃんを産むためにも、歯周病治療を行うことがとても大切です。
歯周病を治療し、その後も定期的な歯科検診を受けることで、口腔環境を健全に保ち、体全体の健康にもつなげていきましょう。
- e-ヘルスネット「歯周疾患の有病状況」(2017年厚生労働省のホームページ)
- 2017年5月 vol.64「歯の学校」(日本歯科医師会発行の情報誌)